@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00023123, author = {草田, 朗子}, issue = {4}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical Journal of Kinki University}, month = {Dec}, note = {[抄録] 本研究では,吸収性ポリマーであるpoly(L-lactide-ε-caprolacton)50:50共重合体を用いて,骨再生を試みた.さらに,実験的に作成したイヌ眼窩床骨折モデルに吸収性ポリマーを導入して,その有用性について検討した.実験1では,ウシ橈骨より採取した骨膜を,ポリマーに付加して骨膜・ポリマー複合体を作成した.複合体をヌードマウス背部皮下に移植し,移植後5および11週目で標本を摘出した.その結果,骨膜・ポリマー複合体より,正常ウシ眼窩底骨とほぼ同等の力学特性を有する新生骨組織が再生誘導された.次に実験2では,本法を臨床応用する立場から,イヌ眼窩床骨折モデルを作成し,骨膜・ポリマー複合体を眼窩骨欠損部へ移植した.骨欠損部に再生誘導された新生骨組織を組織学的検索およびマイクロCTを用いて,骨構造解析を行った.その結果,骨膜・ポリマー複合体より,骨組織が再生された.再生骨組織は,正常骨組織と同様な組織構造を示した.骨膜を吸収性ポリマーと複合化する方法は,今後,眼窩床骨折の新たな治療法の一つとなりうることが示唆された., 本文データはCiNiiから複製したものである。}, pages = {175--184}, title = {〈原著〉骨膜・吸収性ポリマー(poly(L-lactide-ε-caprolactone))を用いた骨再生とイヌ眼窩床骨折モデルへの応用}, volume = {31}, year = {2006} }