@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00023097, author = {松岡, 稔明 and 前田, 裕弘 and 松尾, 晃樹 and 内木, 義人 and 坂口, 美佳 and 玉井, 良尚 and 長谷川, 廣文 and 船内, 正憲 and 金丸, 昭久}, issue = {1}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical Journal of Kinki University}, month = {Mar}, note = {[抄録] 背景:長期にわたる腹膜透析では腹膜線維化により腹膜機能が低下し,これが原因で腹膜透析を中止することがある.腹膜線維化にはtransforming growth factor-beta 1 (TGF-β1)とhepatocyte growth factor (HGF)の不均衡が密接に関わっているとの報告がある.現在までにわれわれは,外因性HGFが,高濃度グルコースやTGF-β1による傷害を受けたヒト腹膜中皮細胞の増殖能を改善することを報告してきた.今回われわれは腹膜硬化症モデルラットにおけるHGFの効果を検討した.方法:ラットに0.1%グルコン酸クロルヘキシジンを35日間腹腔内投与し,腹膜硬化症モデルラットを作成した.ラット腹膜中皮細胞にヒトHGF遺伝子を導入して腹膜硬化症モデルラット腹腔内へ投与し,この時の組織学的変化を検討した.結果:腹膜硬化症モデルラットにおける腹膜の組織学的変化として,中皮細胞の脱落と線維芽細胞の増加,新生血管の増生を認めた.これらの変化はヒトHGF遺伝子導入ラット腹膜中皮細胞を腹腔内投与することで抑制された.結論:ヒトHGF遺伝子導入ラット腹膜中皮細胞の腹腔内投与により腹膜線維化が抑制された., 本文データはCiNiiから複製したものである。, application/pdf}, pages = {21--30}, title = {〈原著〉腹膜硬化症モデルラットにおけるヒト肝細胞成長因子遺伝子導入腹膜中皮細胞の効果}, volume = {32}, year = {2007} }