@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00023063, author = {望月, 祐一}, issue = {3}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical Journal of Kinki University}, month = {Sep}, note = {[抄録] 近年,骨誘導能をもつサイトカインを用いた骨再建法が注目されている.しかし,サイトカインを単独で生体内に注入しても,早期に拡散・吸収され,骨形成促進作用は制限される.そこで本研究では,骨形成促進作用を有するサイトカインであるBone morphogenetic protein-2(以下,BMP-2)をゼラチンハイドロゲルにより徐放化することを試みた(実験1).さらに,生分解性ポリマーと複合化させ,骨欠損部における骨再生の有用性について検討した(実験2).実験1では,^<125>Iによって標識したBMP-2溶液,ゼラチンハイドロゲル単体およびBMP-2含浸ゼラチンハイドロゲルをそれぞれヌードマウス皮下に投与し放射能活性残存率を測定した.その結果,ゼラチンハイドロゲルの経時的な分解によりBMP-2が徐放されていることが示唆された.実験2では,イヌ眼窩床骨折モデルを作製し,BMP-2含浸ゼラチンハイドロゲル・生分解性ポリマー複合体を眼窩骨欠損部へ移植した.移植後,骨欠損部について,単純X線写真による検索,組織学的検索およびマイクロCTを用いた骨構造解析を行った.その結果,BMP-2含浸ゼラチンハイドロゲル・生分解性ポリマー複合体において新生骨組織が再生誘導された.さらにこの新生骨組織は,正常骨組織に近似した骨梁の再構築を示した., 本文データはCiNiiから複製したものである。, application/pdf}, pages = {149--158}, title = {〈原著〉BMP-2含浸徐放ゼラチンハイドロゲルシートによる骨再生とイヌ眼窩床骨折モデルへの応用}, volume = {32}, year = {2007} }