@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00023029, author = {森, 廣政}, issue = {4}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical Journal of Kinki University}, month = {Dec}, note = {[抄録] 生分解性ポリマーを自家移植モデルに用いた場合,軟骨再生は不良であるが,その原因は未だ解明されていない.そこで,われわれは,新型ポリマー(PGA-P (LA-CL))の開発を行ない,自家移植モデルにおけるヒト耳介形状軟骨の再生誘導を試みた.新型ポリマーは,PGA含有量の異なる2種類の生分解性ポリマー(Group 1:PGA0.2g-P(LA-CL)0.05gおよびGroup 2:PGA0.4g-P(LA-CL)0.05g)を用いた.実験1では,軟骨細胞・ポリマー複合体をヌードマウスに移植した.移植5週目に標本摘出を行い,組織学的に検討した.実験2では,複合体を自家移植(イヌ)した.移植2週目および5週目にて標本摘出し,組織学的検索,抗CD3抗体染色および透過型電子顕微鏡を用いた炎症反応の検討を行った.実験1の結果より,ヌードマウスモデルでは,新型ポリマーにより軟骨再生の早期誘導を認めた.一方,実験2の結果では,軟骨再生は不良であった.炎症性細胞の定量解析を行った結果,PGA含有量が高い場合,強い炎症性細胞の浸潤が認められた.さらに,抗CD3抗体染色および透過型電子顕微鏡による検討から,炎症性細胞の主体は,リンパ球および好中球であると判明した.自家移植モデルでは,PGA含有量と炎症反応の強さは正の相関を示した.今後,生分解性ポリマーの炎症反応を阻止する新技術の開発が必要であると考えられた., 本文データはCiNiiから複製したものである。, application/pdf}, pages = {233--241}, title = {〈原著〉ヒト耳介形状軟骨の再生誘導におけるPGA-P(LA-CL)ポリマーの有用性}, volume = {32}, year = {2007} }