@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00022800, author = {國廣, 彩子 and 大対, 香奈子}, journal = {近畿大学心理臨床・教育相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {[要旨]学校における児童生徒の問題行動を予防し,適切な行動を教え増やすアプローチとして,学校規模ポジティブ行動支援(School-wide Positive Behavior Support; SWPBS)が注目されている。SWPBSでは,実践の成果についての経過をモニターするためや,より手厚い支援を必要とする児童生徒をスクリーニングするためにデータを活用し,意思決定を行うことが,その効果や継続性のためにも重要であることがわかっている。しかし,学校でデータの収集を行うことは時間的・人的なコストが高く困難が伴うことが多い。そこで本研究では,低コストでのデータ収集を可能にすると期待されるDBR(Direct Behavior Rating)の有用性を明らかにすることを目的とした。小学2年生の児童32名とその担任教師1名を対象に,授業中に「上手に話を聞く」ことができているかについて,児童によるDBR評定あるいは第三者によるDBR評定を行い,on-taskの直接観察,担任による児童の情緒的・行動的問題の評価との関連について検討を行った。その結果,児童によるDBR自己評定と第三者の直接観察によるon-task率とに正の相関が見られ,また担任による児童の外在化問題の評価とも負の相関がみられたことから,DBR 自己評定の有用性が確認された。, application/pdf}, pages = {13--25}, title = {〈論文〉小学校児童のDirect Behavior Ratingを用いた自己評定と直接観察による授業参加および教師による情緒的・行動的問題の評価との関連}, volume = {6}, year = {2022}, yomi = {クニヒロ, アヤコ and オオツイ, カナコ} }