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アイテム
慢性好酸球肺炎の胸部単純X線像とCT像の検討
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2112
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/211278465ee2-bbad-433f-bc59-cf304067dbe3
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
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公開日 | 2011-12-03 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 慢性好酸球肺炎の胸部単純X線像とCT像の検討 | |||||||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||||||
その他のタイトル | Chronic Eosinophilic Pneumonia: Evolution of Chest Radiograms and CT Features | |||||||||
著者 |
江原, 秀実
× 江原, 秀実
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言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | 好酸球性肺炎, 浸潤影, すりガラス様陰影, 胸部CT像 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||||||
資源タイプ | thesis | |||||||||
著者(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
Ebara, Hidemi | ||||||||||
著者 所属 | ||||||||||
近畿大学医学部 放射線医学教室 | ||||||||||
著者所属(翻訳) | ||||||||||
Department of Radiology, Kinki University School of Medicine | ||||||||||
版 | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||
出版者 名前 | ||||||||||
出版者 | 近畿大学 | |||||||||
書誌情報 |
博士学位論文 en : Thesis or Dissertation p. 1-18, 発行日 1998-01-01 |
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | [抄録] 慢性好酸球性肺炎の胸部単純X線像, CT像についてはいくつかの報告があるが未だ充分な定説がない. そこで今回慢性好酸球性肺炎の診断を得た31例について胸部単純X線像とCT像を比較検討した. 検討項目は (1)初回CT像の解析, (2)初回CT像と初発症状からの期間との関係, (3)初回CT像と胸部単純X線像との比較, (4)ステロイド治療開始後のCT像の変化である. 結果: 初回CT像では, 胸膜に接する濃厚な融合影が12例(39%),すりガラス様陰影を伴う肺野末梢優位の不均等な斑状影や結節影が7例(23%), すりガラス様陰影のみが7例(23%), 胸壁に沿った帯状影が3例(9%), そして無気肺が2例(6%)であった. また, 初発症状から1ヵ月以内にCT像が得られた11例全例で, 胸膜に接する濃厚な融合影を呈した. 初発症状から1-2ヵ月後にCT像が得られた14例では, すりガラス様陰影を伴う肺野末梢優位の不均等な斑状影や結節影が7例, すりガラス様陰影のみが7例(末梢優位が5例)で, 初発症状から2ヵ月以上でCT像が得られた6例では胸壁に沿う帯状影が3例, 無気肺が2例, 濃厚な融合影が1例あった. また, 初回胸部単純X線像では31例中17例(55%)が肺野末梢優位の融合影や斑状影を呈したが, CT像では31例中24例(77%)が肺野末梢優位の異常影を呈した. ステロイド治療開始後のCT像が得られた16例でその変化を検討すると, 濃厚な融合影が, すりガラス様陰影に変化して消失したものが9例(56%). 不均等な斑状影に変化し, さらに帯状影を経て消失したものが5例(31%)で, 無気肺を呈した2例は変化を認めなかった(13%). 結論: 慢性好酸球性肺炎は今回の検討では必ずしも典型的な陰影のみを呈さず, 不均等な斑状影や結節影, 帯状影, すりガラス様陰影も認められた. それらの異常影(特にすりガラス様陰影)の性状とその局在はCT像の方が単純X線像より明確であった. また, 慢性好酸球性肺炎のCT異常像は発症からの期間と相関関係があり, 濃厚な融合影が不均等な斑状影に変化し, 帯状影を経て消失したり, あるいはすりガラス様陰影に変化し消失するというような異常陰影に自然経過があると考えられた. それ故, その非典型的な陰影を発症からの時期と比較検討することは他の瀰慢性肺疾患を鑑別し, ステロイド治療の有無を考慮する上でも重要である. | |||||||||
内容記述 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 学位の種類:医学 学位授与年月日:1998/3/24 指導:石田, 修 教授(Director: Prof. Ishida, Osamu) 報告番号:乙第340号 学内授与番号:医572 NDL書誌ID:000000324335 | |||||||||
フォーマット | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | application/pdf |