@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00021021, author = {松本, 知樹 and 小濱, 剛 and 松川, 哲也 and 瀧川, 義浩 and 吉田, 久 and 梶山, 慎一郎}, issue = {43}, journal = {近畿大学生物理工学部紀要, Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kindai University}, month = {Mar}, note = {[要旨]近年,患者数が急増するうつ病の対処療法としてアロマセラピーが注目されている.例えば,ラベンダーの香気成分が鎮静作用を有することなどが示唆されている.しかしながら,香りには好みがあるために,ラベンダーの香りを好まない人にとっては,逆にストレス要因になりかねない.一方, fNIRS (functional near infrared spectroscopy)計測によって,香りが前頭前野に賦活をもたらす可能性が示されているが,先行研究の多くは皮膚血流の影響が考慮されていないなど,実験条件の統制や解析が不十分であると考えられ,その信頼性には疑問が残る.そこで本研究では,ラベンダーと共通した主成分を持つササユリ香気成分を対象として, 前頭前野におけるササユリ香気成分の効果をfNIRSにより計測し,皮膚血流成分の除去などの信号処理を適用して解析を行った.比較対象には, アロマセラピー療法に用いられるラベンダーやグレープフルーツ香気成分,および無臭刺激を用いた.その結果,すべての被験者において,特定の香気成分曝露した際に賦活を示すチャネルが存在し,ササユリ香気成分に対して最大応答を示す被験者も存在した. ササユリ香気成分は,ラベンダー香気成分と主成分が同じであることから,ササユリにもラベンダーと同様のアロマセラピー効果を持つ可能性が示された, application/pdf}, pages = {53--61}, title = {〈Original Papers〉fNIRS計測に基づいたササユリ香気成分が前頭前野血流量に及ぼす影響の客観的評価}, year = {2020}, yomi = {マツモト, トモキ and コハマ, タケシ and マツカワ, テツヤ and タキカワ, ヨシヒロ and ヨシダ, ヒサシ and カジヤマ, シンイチロウ} }