@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00020876, author = {有馬, 麻理亜}, issue = {2}, journal = {近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編, Kindai university center for liberal arts and foreign language education journal. Foreign Language edition}, month = {Nov}, note = {[抄録]本稿ではアンドレ・ブルトンが創作したポエム-オブジェ『行為者A・Bの肖像』 (1941)とその解説「ポエム-オブジェについて」(1942)を論じた。このオブジェは他の ものとは異なり「肖像」という明確な主題のもとに制作され、後になってブルトン自身によって解説された特別な作品である。そこで作品と解説の一次的解釈だけでなく、制作準備として彼が残した草案や、当時彼が関心を抱いていた視覚の問題を踏まえて多様な角度からこのオブジェと解説文を再検討した。その結果、戦時下おいて人間性が危機に瀕しているというブルトンの警告が作品に込められていることや、この作品が当時の彼の視覚論をあらゆる点で体現していること、さらに鑑賞者が作品の一部として機能する仕掛けが隠されていることを明らかにした。, application/pdf}, pages = {39--60}, title = {〈論文〉眼差しの交わるところ ―ポエム-オブジェ『行為者A・Bの肖像』(1941)をめぐる一考察}, volume = {10}, year = {2019}, yomi = {アリマ, マリア} }