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アイテム
ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)感染細胞へのヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)重感染
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2001171
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2001171e6c09e67-f71c-4d7e-a65a-58e23744080d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||||||||||
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公開日 | 2024-04-30 | |||||||||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||||||||
タイトル | ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)感染細胞へのヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)重感染 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
著者 |
大川, 範夫
× 大川, 範夫
× 高崎, 智彦
× 山口, 淳二
× 倉根, 一郎
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言語 | ||||||||||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||||||||||
主題 | HHV-6, HIV-1, Superinfection, Interaction | |||||||||||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||||||||||
版 | ||||||||||||||||||||||
出版タイプ | AM | |||||||||||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||||||||||||||||||
出版者 名前 | ||||||||||||||||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
書誌情報 |
ja : 近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 22, 号 2, p. 183-189, 発行日 1997-12-25 |
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ISSN | ||||||||||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||||||||
内容記述 | 突発性発疹の原因ウイルスであるヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)は,後天性免疫不全症候群(AIDS)患者において高率に分離されることから,AIDS発症のco-factorの一つとして注目されている.HHV-6とヒト免疫不全ウイルス(HIV)は,ともにその主標的細胞がCD4陽性細胞であり,in vitroでHIV持続感染細胞にHHV-6感染が影響を及ぼすことが報告されている.しかしながら,これまでは,HHV-6がHIV複製を抑制するという報告と,逆に助長するという相反する報告がなされている.これらの結果の違いを解明するためには,重感染系における個々の細胞を観察する必要がある.我々は,HHV-6を感染させたウイルス粒子産生細胞にcell-freeのヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)を感染させ,急性重感染系におけるHIV-1とHHV-6の相互作用についてウイルス粒子形成という観点から形態学的に,細胞に及ぼす変性効果なども含めて検討した.その結果,HHV-6に急性感染した細胞においても,HIV-1の重感染が成立することが確認された.そして,この急性重感染系においては,二つの形態的特徴を有する細胞(細胞変性の強いもの〔Degenerative cells; D型細胞〕と形態の保持されている細胞〔Intact cells; I型細胞〕)が存在することがわかった.そしてHIV-1粒子はHHV-6粒子が多く存在するD型細胞よりもI型細胞に優位に存在した.さらに重感染系における培養上清中のHIV-1逆転写酵素活性は,HIV-1単独感染系において感染30日目まで高値であったのと異なり感染12日目から低下した.以上の結果より重感染細胞においては,HHV-6の粒子形成が盛んになり,HHV-6ウイルスによる細胞変性効果が大きくなるとHIV-1複製は抑制される可能性が示唆された. | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||||||||
内容記述 | 本文データはCiNiiから複製したものである。 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja |