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アイテム
Interleukin 12がラット肝類洞内リンパ球機能に与える影響
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2001063
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/200106368063aa1-1071-4bcc-8a53-fb466d21e471
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||||||
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公開日 | 2024-04-16 | |||||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||||
タイトル | Interleukin 12がラット肝類洞内リンパ球機能に与える影響 | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
著者 |
李, 潤相
× 李, 潤相
× 陣内, 浩喜
× 奥野, 清隆
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言語 | ||||||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||||||
主題 | interleukin 12, interleukin 2, Kupffer cell, interferon γ, natural killer cell, cytotoxic T cell, liver metastasis | |||||||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||||||
版 | ||||||||||||||||||
出版タイプ | AM | |||||||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||||||||||||||
出版者 名前 | ||||||||||||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
書誌情報 |
ja : 近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 23, 号 2, p. 201-210, 発行日 1998-12-25 |
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ISSN | ||||||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||||
内容記述 | Interleukin (IL)-12は主に細胞性免疫の活性化因子として,癌治療への応用が期待されるサイトカインである.しかしIL-12投与による各臓器での免疫動態の変化はほとんど解析されていない.そこでIL-12をラットに投与し,とくに肝局所での抗腫瘍免疫能に与える影響をIL-2と比較しつつ検討した.ラットにIL-12,IL-2をそれぞれ腹腔内投与し,肝類洞内リンパ球を採取して細胞傷害活性の変化および表面抗原の変化を解析するとともに組織学的検討を行なった.また内因性interferon(IFN)-γを測定し,免疫機構への関与を検討した.その結果,IL-12投与による肝類洞内リンパ球の変化として,natural killer (NK)活性の上昇とCD3^-,CD8^+分画細胞の増加を認めた.また組織学的には肝類洞内においてlarge granular lymphocyte (LGL)を中心としたリンパ球および活性化されたKupffer細胞の増加を認めるとともに,それら細胞の接着像も多数認められた.さらにIL-12投与群においては内因性IFN-γ値の顕著な上昇も認めた.このような肝局所における変化は,IL-12投与に伴う内因性IFN-γ産生亢進により,類洞内においてKupffer細胞とNK細胞の強力な活性化が誘導されたものであり,抗腫瘍効果発現にも寄与していることが示唆された.一方,IL-2投与群においては内因性IFN-γの産生亢進およびKupffer細胞活性化は認められなかったものの,肝類洞内にCD3^+,CD8^+分画細胞の増加とグリソン鞘領域におけるNK細胞およびcytotoxic T(Tc)細胞の集簇が確認された.これらIL-12,IL-2の肝臓局所における抗腫瘍エフェクター誘導作用の相違は,肝転移治療などの癌免疫療法におけるIL-12,IL-2の投与方法や投与時期の検討に新しい知見を与えるものと考えられた. | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||||
内容記述 | 本文データはCiNiiから複製したものである。 | |||||||||||||||||
言語 | ja |