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アイテム
拡張型心筋症におけるカルベジロール治療の左室拡張機能に対する効果
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2000877
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/20008772e3634c8-e4d0-4db0-8075-4ad8e7035fce
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||||||
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公開日 | 2024-03-04 | |||||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||||
タイトル | 拡張型心筋症におけるカルベジロール治療の左室拡張機能に対する効果 | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
著者 |
山田, 覚
× 山田, 覚
× 井川, 寛
× 石川, 欽司
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言語 | ||||||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||||||
主題 | chronic heart failure, dilated cardiomyopathy carvedilol, flow propagation velocity, left ventricular diastolic function | |||||||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||||||
版 | ||||||||||||||||||
出版タイプ | AM | |||||||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||||||||||||||
出版者 名前 | ||||||||||||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
書誌情報 |
ja : 近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 24, 号 2, p. 339-350, 発行日 1999-12-25 |
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ISSN | ||||||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||||
内容記述 | 拡張型心筋症に対し,従来は禁忌とされてきたβ遮断薬の長期投与が,左室収縮機能改善に有効であるという成績が最近数多く報告されている.しかし,これまでβ遮断薬の左室拡張機能に対する効果についての報告は少なく,また改善あるいは改善しないという相反した報告があり,一致した見解はない.これはβ遮断薬の種類や拡張機能の評価方法が異なることも起因していると考えられる.そこで,第3世代の血管拡張性β遮断薬であるカルベジロールを拡張型心筋症患者に用い,治療群(16症例)と対照群(10症例)の左室拡張機能動態を左室収縮機能と同時に心エコー図法を用い,カルベジロール投与前,投与1か月後,3か月後および6か月後に計測して,経時的に検討を行った.さらに一部の症例で神経体液性因子である脳性ナトリウム利尿ホルモン(BNP)をカルベジロール投与直前および投与1か月後に測定した.本研究での左室拡張機能評価指標は,心エコー図法から拡張早期左室内伝搬速度(flow propagation velocity ; FPV)を,左室収縮機能の指標として左室駆出率(EF)および左室内径短縮率(% FS)を用いた.カルベジロール治療群において左室拡張機能の指標であるFPVは,投与前に比し投与1か月後に増大し(313.1±61.6 mm/s vs 423.9±79.2 mm/s, p<0.01),EFは投与3か月後に改善が認められた(27.4±7.0% vs 36.8±7.8%, p<0.01).対照群では,FPV,% FSおよびEFには経時的に有意差が認められなかった.またカルベジロール治療群のBNPは,投与直前に比し投与1か月後に有意に低下した(349.4±194.3 pg/ml vs 184.9±139.7 pg/ml, p<0.05).以上から,拡張型心筋症においてカルベジロール投与により,左室収縮機能の改善とともに左室拡張機能の改善が認められた.この左室拡張機能の改善は左室収縮機能の改善に先行した. | |||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||||
内容記述 | 本文データはCiNiiから複製したものである。 | |||||||||||||||||
言語 | ja |