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アイテム
ラット大腸癌細胞におけるsialyl Lewis Xの発現が肝局所免疫機構に与える影響
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2000799
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/20007992da0b71f-1e37-4942-85ee-c53e9f22016d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||
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公開日 | 2024-02-16 | |||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||
タイトル | ラット大腸癌細胞におけるsialyl Lewis Xの発現が肝局所免疫機構に与える影響 | |||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
著者 |
河合, 功
× 河合, 功
× 奥野, 清隆
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言語 | ||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||
主題 | sialyl Lewis X, neuraminidase 肝転移, 肝類洞内リンパ球, E-セレクチン |
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資源タイプ | ||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||
版 | ||||||||||||||
出版タイプ | AM | |||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||||||||||
出版者 名前 | ||||||||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
書誌情報 |
ja : 近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 25, 号 1, p. 99-106, 発行日 2000-06-25 |
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ISSN | ||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||
内容記述 | 癌の肝転移を理解するためには,癌細胞側因子と宿主側因子に加えて,これらの二つの因子の相関からの解析が必要である.この論文では癌細胞側因子のひとつである腫瘍関連糖鎖抗原が宿主側因子である肝局所免疫機構に与える影響について検討した.ラットの肝類洞内リンパ球の表面抗原を解析し,その細胞傷害活性を脾リンパ球のそれと比較した.その結果肝類洞内リンパ球はnatural killer(NK)系の細胞が主体を占めT細胞抗原を共有するNK細胞,すなわちNKT細胞も特徴的に存在していた.これらは脾リンパ球に比べてはるかに強力な抗腫瘍活性を有していた.次にラット大腸癌細胞株RCN-9とその肝高転移株RCN-H4で細胞表面糖鎖抗原の発現性を比較したところ,RCN-H4ではsialyl Lewis Xが強く発現していた.これらの腫瘍細胞の肝類洞内リンパ球による傷害に対する感受性を検討した結果,RCN-9は肝類洞内リンパ球による傷害に対する感受性が高いのに対し,RCN-H4は感受性が低かった.ところがneuraminidase処理によりRCN-H4のsialyl Lewis Xの発現を低下させると,肝類洞内リンパ球による傷害に対する感受性が亢進した.このことから,sialyl Lewis Xには肝類洞内リンパ球のRCN-H4に対する傷害活性を阻止する作用があると考えられた.さらにin vivoでの肝転移モデルにおいても,RCN-H4は肝転移を形成しやすいがneuraminidase処理により肝転移形成能が抑制された.以上より,癌細胞表面のsialyl Lewis Xは肝局所免疫機構回避に働いている可能性が示唆された. | |||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||
内容記述 | 本文データはCiNiiから複製したものである。 | |||||||||||||
言語 | ja |