@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:02000657, author = {KUROSAWA, Hirokazu and 黒沢, 宏和}, issue = {2}, journal = {近畿大学教養・外国語教育センター紀要(外国語編), KINDAI UNIVERSITY CENTER FOR LIBERAL ARTS AND FOREIGN LANGUAGE EDUCATION JOURNAL (FOREIGN LANGUAGE EDITION)}, month = {Nov}, note = {830年頃フルダの修道院でラテン語から古高ドイツ語へと翻訳された『タツィアーン』は、ラテン語の手本に極めて忠実に訳されている。これまでの研究で、古高ドイツ語『タツィアーン』の副文において、ラテン語とは異なり接続法によって話法化(Modalisierung)された箇所が7例確認されている。この話法化が起こるには、「コンテクスト」が重要だとされてきたが、話法化が行われる前後のテクストに関しては、全く考察がなされていなかった。そこで本稿では、古高ドイツ語『タツィアーン』の副文における話法化を含む前後のテクストを、テクスト文法の手法を用いて分析した。考察の結果、話法化を含むテクストを分析する場合には、「話者としての態度」という視点を加える必要があることが分かった。さらに、話法化は文を超えて行われるのではなく、文内で完結することが確認された。}, pages = {19--37}, title = {Zur Modalisierung beim althochdeutschen Tatian aus textgrammatischer Sicht ― Mit Hilfe der Sprechereinstellung von Übersetzern ―}, volume = {14}, year = {2023} }