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アイテム
ニトログリセリン舌下投与時の血管反応性からみた硝酸薬間欠投与の有効性
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/2000126
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/20001262be1e67b-d954-472c-a14b-947d9993763c
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||||||||||||
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公開日 | 2023-09-27 | |||||||||||||||||||||
タイトル | ||||||||||||||||||||||
タイトル | ニトログリセリン舌下投与時の血管反応性からみた硝酸薬間欠投与の有効性 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
著者 |
森井, 秀樹
× 森井, 秀樹
× 金政, 健
× 林, 孝浩
× 石川, 欽司
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言語 | ||||||||||||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||||||||||||
キーワード | ||||||||||||||||||||||
主題 | Nitrate tolerance, Continuous nitrate therapy, Intermittent nitrate therapy | |||||||||||||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||||||||||||
版 | ||||||||||||||||||||||
出版タイプ | AM | |||||||||||||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa | |||||||||||||||||||||
出版者 名前 | ||||||||||||||||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
書誌情報 |
ja : 近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 26, 号 3, p. 221-230, 発行日 2001-11-25 |
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ISSN | ||||||||||||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||||||||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||||||||||||
内容記述 | 硝酸薬持続投与による耐性獲得が有効性を減じるとされ,硝酸薬の間欠投与が推奨されている.本研究の目的は,硝酸薬持続投与,間欠投与,非投与の3群においてニトログリセリン舌下投与時の冠動脈の血管拡張度(血管反応性)を検討することにより,硝酸薬持続投与による耐性の出現と間欠投与による耐性の回避について検討することである.待機的心臓カテーテル検査を施行した虚血性心疾患患者26例のうち硝酸薬持続投与8例,間欠投与8例,非投与10例で,各群間でニトログリセリン舌下投与による冠動脈の血管反応性を比較した.ニトログリセリン舌下投与開始から測定までの平均時間は,硝酸薬持続投与群で2.0±0.6ケ月,硝酸薬間欠投与群で1.7±0.5ケ月であった.硝酸薬持続投与群の内訳は貼布薬7例,経口薬1例で,検査当日に貼布薬は午前8時に貼布し,経口薬も午前8時に内服した.硝酸薬貼布または内服からニトログリセリン舌下投与までの平均時間は3.8±0.5時間であった.間欠投与群では8例全例が貼布薬を使用しており,貼布時間も全例午前8時に貼布し午後8時に剥離していた.検査当日,硝酸薬貼布後からニトログリセリン舌下投与までの平均時間は4.2±0.6時間であった.有意狭窄のない冠動脈においてニトログリセリン1錠(0.3mg)舌下投与後の血管面積,内腔面積,時間平均冠血流速度を血管内超音波法(IVUS),フローワイヤーにより計測した.ニトログリセリン舌下投与時の血管面積最大変化率は,非投与群で114±1.5%,間欠投与群で114±2.0%であったのと比べ持続投与群では105±1.0%と有意に低下していた(それぞれp<0.01).3群ともニトログリセリン舌下による急激な血中濃度の上昇により冠動脈は拡張したが,硝酸薬持続投与群では血管反応性が低下しており耐性出現が示唆された.持続投与患者では,狭心症発作の寛解にニトログリセリンの舌下投与は無効では無かったが効果が減弱しており,ニトログリセリン1錠舌下投与では十分でなく追加投与が必要になる可能性が示された.一方,硝酸薬間欠投与では血管反応性は低下することなく耐性出現を回避することができた. | |||||||||||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||||||||||||
内容記述 | ||||||||||||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||||||||||||
内容記述 | 本文データはCiNiiから複製したものである。 | |||||||||||||||||||||
言語 | ja |