@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00018970, author = {林, 秀敏}, issue = {1-2}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical Journal of Kindai University}, month = {Jun}, note = {[抄録] 進行非小細胞肺がんの化学療法による治療は目覚ましい発展を遂げている.中でもEGFR(Epidermal growth factor)遺伝子変異の発見と,EGFR遺伝子変異陽性症例に対するEGFR-TKI(Tyrosine-kinase inhibitor)の治療効果はこの10年における進行非小細胞肺がん治療のハイライトであった.しかしEGFR-TKIによる高い有効性をもってしてもいずれがんは薬剤に耐性化を示す.最も知られた耐性因子であるEGFR遺伝子の2次的変異(T790M 変異)を有する患者に対しての有効な治療として第3世代EGFR-TKIであるオシメルチニブが2016年に上市された.この2次変異を同定するために,再生検の技術向上や血液中のがん細胞由来遊離DNAからの変異の同定の開発も進んでおり,実際に実臨床でこれらの手法は用いられている.今後も発展が続く分野であると考えられる.}, pages = {49--53}, title = {〈シリーズ最新のがん〉EGFR遺伝子変異陽性進行非小細胞肺がんの治療の進歩}, volume = {42}, year = {2017}, yomi = {ハヤシ, ヒデトシ} }