@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00013678,
 author = {村田,  昌彦 and 奥見,  裕邦 and 髙橋,  史彦 and 大武,  陽一 and 小山,  敦子},
 journal = {近畿大学臨床心理センター紀要, Bulletin of center for clinical psychology Kinki University},
 month = {Nov},
 note = {[要約] 念頭におけば比較的容易に診断に至るが, 食思不振, 嘔吐や体重減少といった非特異的症状と有病率の低さから, 診断に至るまでに食道アカラシアは数年を要する場合もある. 今回, 反復する嘔吐と食思不振から摂食障害(ED)などを疑われて紹介され, 精査の結果, 食道アカラシアの診断に至った症例を報告する. 症例は21歳男性. 1年前より飲水時に胸のつかえ感が出現し, 近医で上部消化管内視鏡検査を施行されたが器質的疾患は指摘されず, プロトンポンプ阻害剤を投与されたが症状は軽快しなかった. さらに, 頻回な嘔吐と食思不振から14kgの体重減少に至り, 摂食障害, 機能性ディスペプシア(FD)などを疑われて, 当科を紹介受診となった. 初診時の問診や身体診察からED, FDは否定的で, 入院後の食道嚥下造影検査, 食道内圧検査により食道アカラシアと診断した. 患者は経口内視鏡的筋層切開術を希望し, 他院外科に転院した. 術後, 嘔吐は消失し良好な臨床経過をえた., application/pdf},
 pages = {57--61},
 title = {<特集: 心身症治療最前線--近畿大学医学部心療内科>摂食障害や機能性消化管障害との鑑別を要した, 食道アカラシアの一例},
 volume = {7},
 year = {2014},
 yomi = {ムラタ, マサヒコ and オクミ, ヒロクニ and タカハシ, フミヒコ and オオタケ, ヨウイチ and コヤマ, アツコ}
}