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アイテム
<原著>マウス出血性ショックモデルにおける急性腎障害に対するIL-10とHSP_Sの役割
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/10467
https://kindai.repo.nii.ac.jp/records/10467e00ea34f-d714-489c-b096-730ad4e11a83
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | ☆紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2015-02-12 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | <原著>マウス出血性ショックモデルにおける急性腎障害に対するIL-10とHSP_Sの役割 | |||||||
著者 |
中尾, 隆美
× 中尾, 隆美
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言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
主題 | hemorrhagic shock, acute kidney injury, IL-10, HSP70, HSP27 | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者 所属 | ||||||||
値 | 近畿大学医学部救急医学教室 | |||||||
著者所属(翻訳) | ||||||||
値 | Kinki University | |||||||
版 | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
出版者 名前 | ||||||||
出版者 | 近畿大学医学会 | |||||||
書誌情報 |
近畿大学医学雑誌 en : Medical Journal of Kinki University 巻 39, 号 3-4, p. 133-140, 発行日 2014-12-01 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 03858367 | |||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | [抄録] 出血に伴う循環血液量減少性ショックは蘇生ならびに再灌流により様々な臓器障害を引き起こし, 特に腎臓は虚血・低酸素に脆弱である. 出血性ショック後の急性腎障害においてIL-10が重要な役割をはたしていることに着目し, 以下の実験を行った. ワイルドマウスならびにIL-10ノックアウトマウスを用い出血性ショックモデルマウスを作製し, ラクテートリンゲル液にて蘇生を行い, サイトカインの推移, 血漿タンパク, アルブミン, 尿素窒素, クレアチニンの推移ならびに腎組織障害の程度とHeat Shock Protein群の発現を評価した. 炎症性サイトカインであるMCP-1はノックアウト群においてワイルド群よりも有意に高く, IL-6とTNF-αは高い傾向があった. 出血性ショック蘇生後4時間においては尿素窒素, クレアチニン値はワイルド群の方がノックアウト群に比較して高値を示し, また血清蛋白とアルブミン値はワイルド群の方がノックアウト群に比較して低い傾向を示した. 蘇生後48時間でワイルド群の方がノックアウト群よりも組織障害が強い傾向を示した. HSP70はノックアウト群の尿細管に強く発現している傾向があり, HSP27は糸球体に多く発現していた. 抗炎症性サイトカインのIL-10がマウスの出血性ショックモデルの腎の障害に影響を及ぼしていると考えられた. HSP70の発現が腎尿細管障害の修復に関与している可能性が示唆され, HSP27は出血性ショック蘇生後早期より腎糸球体に発現を認め, 糸球体障害修復に関与していると考えられた. | |||||||
フォーマット | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | application/pdf |