@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010438, author = {洪, 泰浩 and 西尾, 和人 and 中川, 和彦}, issue = {1-2}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Jun}, note = {[抄録] ドセタキセルは進行非小細胞肺がん治療におけるキードラッグのひとつであり, 白金製剤との併用もしくは単剤にて用いられている. しかしながら, 薬剤耐性の獲得は必至であり, ドセタキセル耐性非小細胞肺がんに対する有効な薬剤の開発が必要である. 我々は, 細胞分裂時の紡錘体形成において重要な役割を担うモータープロテインの一つであるEg5を標的とした, 新規S-trityl-L-cystein誘導体Compound3の, ドセタキセル耐性非小細胞肺がんにおける有効性について基礎的検討を行った. MTTアッセイによりその細胞増殖抑制効果が, 非小細胞肺がん細胞株である, PC-14細胞およびドセタキセル耐性PC-14/TXT細胞において同等であることを確認した. また, その作用機序は, G2/M 期における細胞周期の停止およびアポトーシスの誘導であることが示唆された. Eg5阻害剤処理時に観察される典型的なmonoastral spindle formationの誘導についても免疫染色にて, 耐性細胞において親株と同様に観察された. アポトーシスの誘導について, 耐性株において親株と同等であることをウェスタンブロット及びAPO-BRDUアッセイにより確認した. 新規Eg5阻害剤であるCompound3はドセタキセル耐性非小細胞肺がんにおいて有効であることが示唆された., application/pdf}, pages = {27--37}, title = {〈原著〉新規モータープロテイン阻害剤のドセタキセル耐性非小細胞肺がん細胞株における増殖抑制効果の検討}, volume = {39}, year = {2014} }