@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010410, author = {井上, 裕紀 and 安田, 武生 and 松本, 正孝 and 荒木, 麻利子 and 中多, 靖幸 and 石川, 原 and 山﨑, 満夫 and 中居, 卓也 and 竹山, 宜典}, issue = {3-4}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Dec}, note = {[抄録] 腎細胞癌の転移臓器として膵臓は比較的稀である. 一方, 切除例における転移性膵腫瘍の原発巣として腎臓の頻度が高いことはよく知られている. 当院でも2006年から2012年の間に8例の腎細胞癌膵転移の切除症例を経験している. 年齢は55歳から82歳(平均68.0歳), 性別は男性3名, 女性5名. 膵転移の個数は単発が5例, 多発が3例であり, 転移部位は膵頭部が1例, 体尾部が6例, びまん性が1例であった. 全ての症例が原発巣切除後の異時性転移であり, 転移までの期間は3年から18年(平均11.8年)で, 6例が10年以上を経過してからの転移であった. 腎細胞癌膵転移は無症状であることが多く, 適切な画像検査による長期フォローが重要である. 治療は分子標的剤療法, インターフェロン療法, 化学療法, 放射線療法の奏効率は低く, 外科的切除により予後の改善が認められたとする報告が多い. 自験例でも膵転移単独の症例は外科的切除により良好な予後が得られた症例が多く, 腎癌の膵転移は積極的な手術適応になると考えられた., application/pdf}, pages = {153--157}, title = {〈症例〉当院における腎細胞癌膵転移症例の検討}, volume = {38}, year = {2013} }