@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010250, author = {山治, 憲司 and 薮下, 博史 and 林, 孝浩 and 宮崎, 俊一}, issue = {4}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Dec}, note = {[抄録]背景 : 冠動脈内石灰化病変の存在,特に表在性石灰化病変の存在はカテーテlレ治療成績に悪影響を与える. 血管内視鏡は冠動脈内表層の形態や色調の検出にすぐれており,石灰化病変の詳細な検討ができる可能性はあるが診断能は不明である. 目的 : 血管内視鏡の冠動脈内表在性石灰化病変診断能について検討すること. 方法と対象 : 2005年9月から2008年2月までに心臓カテーテル検査を施行し,光干渉断層計と血管内視鏡の両方で観察できた142病変を検討対象とした. 血管内視鏡での石灰化病変の診断は,表面が整で,周囲との境界が明瞭な象牙色を呈する病変とし,光干渉断層計での診断を基準として,血管内視鏡の石灰化病変診断能を検討した. 光干渉断層計で表在性石灰化病変と診断した病変を基準とした時の血管内視鏡正診群と誤診群それぞれの石灰化病変上の線維性被膜厚を測定し検討した. 結果 : 光干渉断層計で表在性石灰化病変と診断できたのは84病変であった. そのうち血管内視鏡正診群は74病変で誤診群は10病変であった. 血管内視鏡の石灰化病変診断能は感度88.1%,特異度93.1%であった. 正診群と誤診群の平均被膜厚は90±82.1μm,239±147μmであり正診群で有意に小さかった(p<0.01). 結論 : 本研究より血管内視鏡は表在性石灰化病変の診断能が高く,石灰化病変を被覆する線維性被膜厚が診断に影響する可能性が示された., application/pdf}, pages = {305--310}, title = {〈原著〉血管内視鏡を用いた冠動脈内表在性石灰化病変診断能についての検討:光干渉断層計を評価基準として}, volume = {33}, year = {2008} }