@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010234, author = {三木, 良久}, issue = {1}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Mar}, note = {[抄録]変形性関節症の治療薬としてヒアルロン酸 (hyaluronan,HA) の関節内注入療法が広く使用されている. しかしその作用機序については不明な部分が多い. 我々の研究室では以前より変形性関節症の病因に,局所における機械的ストレスが重要な影響を及ぽすことを報告するとともに,活性酸素種 (reactive oxygen species,ROS) がその情報を伝達することを明らかにしてきた. そこで本研究では,機械的ストレスを軟骨組織に与えた時の軟骨代謝に対するHAの作用を検討することにした. すなわちウシ関節軟骨組織に圧迫負荷を加え,基質合成能・ROSの産生などを計測した. その結果軟骨組織に対する圧迫負荷は,まず軟骨細胞における基質合成能を抑制し, ROS産生を亢進させた. しかしHAは基質合成能を回復させるとともに, ROS産生を明らかに抑制した. したがって, HAは抗酸化作用を発揮することにより,軟骨保護作用を有することが示された., application/pdf}, pages = {59--66}, title = {〈原著〉機械的ストレスによる軟骨障害に対するヒアルロン酸の軟骨保護作用}, volume = {34}, year = {2009} }