@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010207, author = {辻本, 俊和 and 藪下, 博史 and 林, 孝浩 and 宮崎, 俊一}, issue = {2}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Jun}, note = {[抄録]薬剤溶出性ステント(drug eluting stent ; DES)留置後の晩期ステント血栓性閉塞はしばしば致死的であり,臨床的問題となっている. しかし発生機序として新生内膜が被覆不充分で、あることが問題となっているものの,その組織性状分析は,病理検討でしかなされていない. 我々は光干渉断層計(intravascular optical coherence tomography ; OCT)を用いDES留置後の新生内膜性状をベアメタルステント(baremetal stent ; BMS)留置後と対比し検討した.対象は慢性期にステント留置部をOCTで観察できた患者36例(留置から観察まで7.5±2.1カ月). 41ステント(DES 21例. BMS 20例)であった. OCT画像を分析し,新生内膜性状を表層側と深層側でわけ,シグナルの輝度を高輝度(high signal ; H ). 低輝度(low ; L) に分けて,表層・深層がともに高輝度なHH. 表層が高輝度・深層が低輝度なHL,.表層が低輝度・深層が高輝度のLH, 表層・深層ともに低輝度なLLの4パターンに分類した. この4パターンの分布をDES群,BMS群で比較したところ,DES群はHH14.3%,HL19.0%, LL66.7%,BMS群ではHH45%,HL45%,LL 10%であった(p<0.01). 本検討から新生内膜組織性状はBMSとDESで差異があることを明らかにした., application/pdf}, pages = {123--128}, title = {〈原著〉光干渉断層計による冠動脈ステント留置部新生内膜の性状分析薬剤溶出性ステントとベアメタルステントの比較}, volume = {34}, year = {2009} }