@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010206, author = {岩間, 秘 and 安田, 卓司 and 今野, 元博 and 中森, 康浩 and 西山, 厚子 and 武本, 智樹 and 白石, 治 and 安田, 篤 and 彭, 英峰 and 新海, 政幸 and 平井, 紀彦 and 今本, 治彦 and 塩﨑, 均}, issue = {2}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Jun}, note = {[抄録] [目的]食道癌根治的化学放射線療法(CRT)後遺残・再発腫瘍の特性を臨床病理学的に検討する. [対象] salvage  (S) 群28例,術前無治療 (U) 群31例. [方法] 免疫染色(HIF-1α,GLUT-1, VEGF, CD34, CD105, Ki-67,E-Cadherin ;E -CD) ,および形態学的検討. [結果] 細胞活性(Ki-67)および浸潤能(E-CD)に差は認めなかった(p=0.89,p=0.38). S群では腫瘍密度の減少を認めた(p<0.001). 低酸素の指標であるHIF-1α およびGLUT-1,血管新生促進因子のVEGFではS群で発現亢進を認めた(p<0.001,p<0.005, p<0.001). CD34による微小血管密度(MVD)では両群間に差は認めなかったが(p=0.19),腫瘍増殖に特異的なCD105のMVDではS群の新生血管の減少を認めた(p<0.001).腫瘍潰瘍底の深さはS群が深かった(p<0.001). [考察] 根治的CRT後遺残・再発腫瘍は,増殖・浸潤能は術前未治療群と同等だが, HIF-1α, GLUT-1, VEGFの発現増強によりCRT後の低酸素環境へ適応し増殖する.しかし血管新生は抑制され,食道壁内の遺残細胞は内部壊死を伴って深い潰瘍を形成し,潰瘍底である先進部を中心に増殖することで容易に周囲へ浸潤・穿孔し,高い悪性度を示すと考えられた., application/pdf}, pages = {113--122}, title = {〈原著〉食道癌根治的化学放射線療法(CPT)後遺残・再発腫瘍に関する臨床病理学的検討}, volume = {34}, year = {2009} }