@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010173, author = {上原, 真紀}, issue = {4}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Dec}, note = {[抄録] b-FGF徐放システムとフィブリン散布法は自家移植モデルにおいて生分解性ポリマー内部の再生軟骨の誘導を改善した.しかし,ヒト耳介のような複雑な三次元形状の再現性には課題が残った.そこで,本研究では再生軟骨の物理的強度を向上させる目的でポリグリコール酸(PGA)とポリプロピレン(PPP)を複合体としたスキャホールドに軟骨細胞を播種し,同一犬に自家移植を行った.実験1として平板型スキャホールドでb-FGF 徐放システムの有用性を検討した.実験2として耳介型スキャホールドでPGA の多層構造の有用性を検討した.移植後5週間で多面的な評価を行った.実験1ではb-FGF を徐放した方が厚い軟骨が再生し,折り曲げ応力が有意に増加していることがわかった.実験2では中間層があるPGA 3層モデルの方が軟骨再生量は多く,内部まで血管新生を認めた.またSox5陽性細胞を認め,軟骨芽細胞の誘導が示唆された.自家移植モデルにおいてポリグリコール酸-ポリプロピレン複合体スキャホールドの自家軟骨再生における有用性が示唆された., application/pdf}, pages = {251--260}, title = {〈原著〉ポリグリコール酸-ポリプロピレン複合体スキャホールドはb-FGF徐放性ゼラチンによる自家軟骨再生を促進する}, volume = {34}, year = {2009} }