@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010159, author = {杉浦, 史哲 and 奥野, 清隆 and 塩﨑, 均}, issue = {1}, journal = {近畿大学医学雑誌, Medical journal of Kinki University}, month = {Mar}, note = {[抄録] 進行・再発大腸癌に対し,網羅的遺伝子解析により同定した大腸癌特異的ペプチドワクチン(RNF43-721・TOMM34-299)とUFT/LV の併用療法を行い,安全性と,免疫応答能および臨床効果について評価を行った.UFT(300mg/m^2/日),LV(75mg/日)を4週投薬1週休薬で投与し,同時に2種類のペプチドを毎週皮下投与し,5週間で1クールとした.これを原則として2クール施行し効果判定を行ったが,患者が当治療の継続を希望する場合は治療を継続した.登録された20例のうち18例が1クールを完遂した.ペプチドワクチンとの関連が明らかな有害事象としては20例中14例にワクチン投与部位における皮膚反応がみられたが,重篤な副作用は認めなかった.2クール終了後の臨床評価は18例中15例がstable disease,3例がprogressive diseaseと判定された.免疫反応評価においてRNF43-721・TOMM34-299 に対してペプチド特異的IFN-γ産生細胞が誘導された症例では,誘導されなかった症例に比べ生存期間の延長傾向を認めた.RNF43・TOMM34由来の新規ペプチドワクチン療法にUFT/LV を加えた併用療法は,安全性を損なうことなく施行でき,全生存期間の改善が期待できる有望な治療法であると考えられた., application/pdf}, pages = {23--29}, title = {〈原著〉進行再発大腸癌に対する化学療法併用新規ペプチドワクチン療法の臨床効果と免疫応答能の検討}, volume = {35}, year = {2010} }