@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010014, author = {森木, 甲子郎 and 田津原, 陽平 and 谷口, 俊二 and 安齋, 政幸 and 加藤, 博己 and 佐伯, 和弘 and 入谷, 明 and 三谷, 匡}, issue = {13}, journal = {近畿大学先端技術総合研究所紀要, Memoirs of Institute of Advanced Technology, Kinki University}, month = {Mar}, note = {近年、マウスやラットにおいて精子形成を通して次世代の個体構築を担う唯一の幹細胞である精原幹細胞を体外で培養し、株化した生殖幹細胞(Germline Stem Cell;GS 細胞)が樹立された。しかし、ウシなどの食資源動物ではES 細胞やEG 細胞はいまだ樹立されておらず、高度な遺伝子改変を行う上で、代替えとなる幹細胞の樹立が望まれる。ウシ雄性生殖細胞の同定には、ヘマトキシリン・エオシン染色やレクチンの一種であるDBA やc-kit を用いた組織学的解析やフローサイトメトリー(FCM)による解析が主に行われてきた。これにより、ウシ精巣内のゴノサイトや精原幹細胞やA 型精原細胞が、同定されてきた。そこで本研究では、ウシにおけるゴノサイトおよび精原幹細胞の同定を目的として、RT-PCR ならびにIn situ hybridization 法により、未分化マーカーとされているOct3/4 のmRNA の検出を試みた。さらに、ゴノサイトで発現しているVASA タンパク質に注目し、月齢の異なるウシ精巣内、ならびに初代培養したin vitro でのゴノサイトの局在を免疫組織化学染色により同定した。その結果、ウシOct3/4 は、RT-PCR において分化細胞からも検出され、さらにIn situ hybridization においても、精細管内で特異的な発現は認められなかった。一方、VASA タンパク質は若齢ウシ精巣においてマウスと同様の発現パターンを示し、またウシ精巣細胞の初代培養においてもVASA 陽性細胞の増殖が認められた。これらの結果から、ウシ若齢精巣において、VASA はゴノサイトや精原幹細胞で発現し、体外培養法の開発にも有効であることが示された。, application/pdf}, pages = {41--50}, title = {ウシ雄性生殖細胞におけるゴノサイトおよび精原幹細胞の同定}, year = {2008}, yomi = {モリキ, コウシロウ and タズハラ, ヨウヘイ and タニグチ, シュンジ and アンザイ, マサユキ and カトウ, ヒロミ and サエキ, カズヒロ and イリタニ, アキラ and ミタニ, タスク} }