@article{oai:kindai.repo.nii.ac.jp:00010013, author = {川村, 紘子 and 網本, 直記 and 田口, 善智 and 安齋, 政幸 and 加藤, 博己 and 入谷, 明 and 三谷, 匡}, issue = {13}, journal = {近畿大学先端技術総合研究所紀要, Memoirs of Institute of Advanced Technology, Kinki University}, month = {Mar}, note = {近年、幹細胞が蛍光色素であるHoechst33342 を強力に排出する性質を示すということを利用した、新たな幹細胞の識別方法が報告されている。この方法により分離される幹細胞は、フローサイトメトリーにおいて SP( Side-Population)分画として検出される。このような、幹細胞のHoechst33342 排出能力に関与する遺伝子として、ABC(ATP-binding cassette)トランスポーターファミリーのひとつであるBcrp1(Breast cancer resistance protein 1)が報告された。さらに近年、Bcrp1 Exon1 には、3 つのアイソフォーム(A、B およびC)が存在し、造血幹細胞においては分化段階に応じてBcrp1 mRNA アイソフォームの転写に選択性があることが示された。そこで本研究では、まずマウス組織ならびに培養細胞におけるBcrp1mRNA アイソフォームの選択性について検討するとともに、未分化マウスES 細胞におけるBcrp1 mRNAアイソフォームの発現量をReal-time PCR により定量的に解析した。その結果、アイソフォームA が最も高く発現し、アイソフォームC の発現はきわめて低いことが示された。さらに、分化誘導過程におけるBcrp1 mRNA アイソフォームの発現について検討した結果、未分化ES 細胞で高発現しているアイソフォームA およびB は、Oct3/4 やNanog の発現低下に先立ち、分化誘導初期に一度急激に減衰し、その後再び発現が回復することが示された。以上の結果より、Bcrp1 mRNA アイソフォームの発現と選択性はES 細胞の分化状態に何らかの影響をもたらすことが示唆された。, application/pdf}, pages = {29--40}, title = {マウス胚性幹細胞におけるBcrp1 mRNAアイソフォームの発現}, year = {2008}, yomi = {カワムラ, ヒロコ and アミモト, ナオキ and タグチ, ヨシトモ and アンザイ, マサユキ and カトウ, ヒロミ and イリタニ, アキラ and ミタニ, タスク} }